仮想立体工作主義者/富田勉

大学生のころからことあるごとにお世話になっていた富田勉さんの遺作集の編集とデザインしました。
途中、勉さんが生前交流のあった、編集の神、松岡正剛さまにタイトルやページ内のワード、寄稿文というには素晴らしい原稿などを全体のエディティングに携わっていただくことになり、死ぬほど緊張して進めることになりましたが非常に貴重な経験と勉強をさせていただきました。
その後も編集学校に入門したりと、この出会いと経験は勉さんからの贈り物だと思っています。

クラウドファウンディングでいただいた皆様からの支援金での出版だったのですが、好き勝手に構想したらその金額をゆうに超えてしまい、息子さんである富田拓郎さんに助けていただき、中面の用紙も二種類表紙も金ピカで仕上げることができました。
勉さんは貧乏くさいのが嫌いだったので喜んでくれているでしょう。